日本最大級のレシピコンテスト

15,666品のオリジナルレシピの中から選抜された日本を代表するおかず300品が大集合!この中から食べたい10品に投票しよう!

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まんがおかずの星

第一話 女将のサバ味噌

初めてのキャンプで宮崎を訪れた飛雄馬はある夜、伴忠太に寂びれた小料理屋に連れて行かれた。

飛雄馬「なんだよ伴。この店は…。」

伴「だまって席に着かんかい。お前に食わせたいものがあるんじゃ。女将さん、いつものヤツ、頼むわ。」

しばらくすると女将がお盆に魚料理を運んできた。それは飛雄馬も好きなサバ味噌だった。

飛雄馬「サバ味噌か。俺は子供のころからこれが好きでね。」

飛雄馬の言葉をさえぎり伴が言った。

伴「黙ってとにかく食ってみろ」

柔らかに煮込まれたサバ味噌を口に運ぶと、飛雄馬の顔は一変した。

飛雄馬「こ、これは…。」

そのサバ味噌は、女将が幼少の頃、祖母に何度も教え込まれた秘伝の味付けがなされていた。
驚く飛雄馬に伴が言った。

伴「ここの女将のサバ味噌は日本一よ。日本全国どこへ行ってもこの味にかなうものはないんじゃ。」

飛雄馬「日本一…。」

どれどれ

お、おかずの星・・・。

巨人の星として日本一の投手になると心に決めている飛雄馬は、
目の前にいる女将が飛雄馬の前に立ちふさがる球界の大エースのように見えてきた。
飛雄馬の驚く顔をみて、女将は言った。

女将「私のサバ味噌は日本一なんかじゃないよ。
うちのおばあちゃんの作ったサバ味噌は、それこそ日本一だったかもしれないけどね。
そうねぇ、あんたが巨人の星を目指しているなら、
おばあちゃんは、言ってみればおかずの星だったわね。」

飛雄馬「お、おかずの星…。」

飛雄馬は毎日何気なく食べている料理の世界に、
これだけの実力差があることに初めて気づいた。
そして、一徹と明子と食事を共にした幼少時代の食卓を思い出すと、突然言った。

飛雄馬「姉ちゃんのから揚げも、おかずの星かも知れない!」

飛雄馬の言葉を聞いた女将が言った。

女将「おかずの星…。そうね、いつも喜んでもらえることだけを楽しみに、
料理を作っている人の中には、おかずの星に相応しい人はまだまだいるかもしれないわね。
あなたのお姉さんのカラアゲも一度食べてみたいわ。」

伴「そうじゃぁ~。明子さんのから揚げは確かに絶品じゃぁ。星よ、明子さんはおかずの星じゃぁ。」

伴の言葉に確信を得た飛雄馬は立ち上がって言った。

飛雄馬「伴、これから俺たちはおかずの星を探すんだ。
日本には、まだまだ上手いおかずが眠っているはずだ。姉ちゃんのカラアゲのように。
そして、本当にうまいおかずを集め、食べ比べれば本当の日本一がわかるというもの。
姉ちゃんの肉カラアゲが、おかずの星に相応しいかどうかは、その時わかる。」

伴「おお~。それはすごいのぉ。星よ~、お前はやっぱりワシが見込んだ男じゃ。ワシもおかずの星探しに人生を掛けるぞい。」

伴の言葉に振り向きもせず、小料理屋の玄関を出た飛雄馬は夜空に輝く星を見上げてつぶやいた。

飛雄馬「姉ちゃん、驚くなよ。姉ちゃんのから揚げがおかずの星だということを、この俺が証明してあげるからな」

店に一人になった女将は心配そうにつぶやいた。

女将「あの子たち、明日の練習は大丈夫かしら…。」

こうして日本初、日本最大級のレシピコンテスト「おかずの星」は始まったのである。

ワシもおかずの星探しに人生をかけるぞい!

ガッ!

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